鼻ツン闘病記65:医療用大麻の有効性を発表

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

メディカル・マリファナがてんかん発作を半減させる!

医療用大麻が許可されているハワイの動きは…?

本日、米国神経学会(American Academy of Neurology)が発表したところによると、メディカル・マリファナ(医療用大麻)の抽出液を原料とする薬「カンナビジオール(Cannabidiol)」を使い、ニューヨーク大学のてんかんセンターが、2歳〜42歳の難治性てんかん患者213人(平均年齢11歳)を対象に行った治験により、この薬にはてんかん発作を半減する効果があることがわかったそうです。

▪️関連記事(英文)/ Marijuana Extract May Reduce Seizure Frequency In Children With Severe Epilepsy (Medical Dailyより)

▪️関連記事(日本語)/ 大麻草由来の治験薬でてんかん発作が半減-米国神経学会

この薬を12週間にわたり毎日飲んでテストを終えた137人のうち、半数以上がてんかん発作の回数が減ったという結果を残しています。特に子どもに有効性が高いようで、同薬を開発した英国のGWファーマシューティカルズ社は重症型てんかん患者の治療薬として承認を得ることを目指しているそうです。

医療用大麻はハワイでも最近ニュースを賑わせている話題です。ハワイは2000年、全米でも初期に医療用大麻の使用を許可した州なのですが、現在話題に上っているのは、その配給所の是非。

実は医療用大麻は解禁されているものの、配給所がないため、医師に医療用大麻の使用を許可されている人々は、自分で栽培するしかないのです。

▪️関連記事(英文)/ Medical marijuana dispensary legislation needs to meet the highest standards(Honolulu Star Advertiserより)

なので、安全に医療用大麻を手に入れられる場所が求められているわけですが、しかし悪用される恐れが多分にあり、そのためハワイ州議会では長きにわたって論議が繰り返されているというわけですね。

現在では、管理体制にかなりの厳しい基準を設けるということで、配給所オープンの方向に向かっているとみられています。

今回の米神経学会の発表は、薬が効きにくい子どもたちには朗報と言えますが、これからクリアしなければならないのは、数々の法の壁。

これからの動きがとても気になります。

鼻ツン闘病記66へ続く)