バブルとチーズ

バブルとチーズ

糖質制限ダイエットの強い見方はチーズ、ということで、奥深くて罪深い(?)チーズ道に再び足を踏み入れたいと思っているのです。

チーズといえば、バブル時代が思い出されますね。唐突ですけどね。

思えばあの時代は、大学生のくせにチーズに凝って、阪急百貨店で量り売りしてもらったりしていました。心斎橋の北側にあった輸入食料品店に出入りしては、ワインとチーズを選んでお土産にしたり、ちょっと遊んでいる風のサブカル系の大人の人々(今から思うと、彼らも若かったんだろうけど)達に、隠れ家風のワインバーに連れて行ってもらって、チーズ系の薀蓄(まさにcheesy!) を聞いたり。

そんな、嫌らしい、でもとっても楽しいバブル時代を過ごした後、世の中は急激に変わり、次第にチーズに耽溺するなんて贅沢は許されないような、堅実な雰囲気に変わっていったんですよね。

私も働きつつ資金を貯め留学し、その後は驚くほど質素な苦学生となり、バブルの残り香が消えていくとともに、チーズやワイン趣味からも遠ざかっていったのです。

なんて、今日、ホールフーズのチーズ売り場をひやかしながら、昔の思い出に浸っちゃった。うーん、懐かしい。あの頃はリチャードの袋を下げて、十字屋で買った、大阪全開のキラキラしたアクセサリーを身につけてたっけ。それなりに背伸びして、それはそれで楽しかったけど、何だか無理があったような。

時は流れ、中年真っ盛りの今は、ごく普通にチーズに凝っても、別に何の不都合もないわけで。もう人生の中でバブルを味わうことはないかもしれないけれど、健全に質実にチーズを楽しもうではないか、なんてちょっと物悲しくも感じたわけです。