ホノウリウリ再訪

ハワイ最大の日系人強制収容所跡が国定史跡に


4年ぶりにホノウリウリを訪ねてきました。共通の知人の紹介で、福岡県の高校の社会の先生方のツアーにお招きいただいたのです。どうもありがとうございます‼︎

ホノウリウリとは、第2次大戦時の日系人収容所跡地で、現在は国定史跡となっています。

「え? ハワイにも日系人強制収容所があったの?」と、お思いの方も多いのではないでしょうか?

前回、ホノウリウリを訪ねた時に書いた記事がこちらです。日系人強制収容のバックグラウンドなどがまとめてありますので、よろしければご覧ください ↓。
■地獄谷と呼ばれた日系人収容所跡地、ホノウリウリを訪ねて

前回訪ねた時はまだ、ホノウリウリは国定史跡ではありませんでした。

1998年にテレビ局が「シンドラーのリスト」を放映するとき、日系人強制収容所について、ハワイ日本文化センター(JCCH)に問い合わせがあったのがきっかけで、同センターのボランティア、ジェーン・クラハラさんを中心にリサーチチームが立ち上がりました。

気の遠くなるような調査の末、2002年についにコンクリートの基底部が発見され、少しずつホノウリウリの全貌が明らかになったのです。そして、JCCHの悲願が叶い、2015年、同地が国定史跡に認定されたというわけです。

ジェーン・クラハラさん(中央)とJCCHの方々

JCCHについては、こちらの記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
■ハワイ日本文化センターで知る日系人の歴史(1世、子どものために)
■ハワイ日本文化センターで知る日系人の歴史(2世、第442連隊)

前回のツアーの際も、クラハラさんが同行してくださいましたが、今回もご一緒させていただくことができました。

JCCHの他の人々が、クラハラさんのことを「宝物のような方」と言われていましたが、まさにその通り。ニコニコと穏やかで優しく、大変小柄でご高齢ながらも、エネルギーに満ち溢れた女性で、月並みな表現ではありますが、今日もまたたくさんの元気をわけていただきました。

今回の高校の先生方のツアーはまずヒロを訪ね、その後第442連隊や第100歩兵大隊のこと、パールハーバーやホノウリウリ来訪など、ハワイの日系人の歴史に重きを置いたものとなっているそうです。

日本に戻り、それぞれの先生方がテーマを決め、研究会で発表されるとのこと。このような活動を通じて、ハワイをより深く知り、理解してくださる人々が増えるのは素晴らしいことだと思います。

そのような中、非常に微力ながらも、私も参加させていただいて、とても嬉しく思いました。

先生方が教育という形で、歴史を伝えてくださる間、私は書くことで私なりに伝えていきたいと、今更ながらに気分が高揚した一日でした。