ハワイの話題:懐かしのもち粉チキン

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

過去の思い出が走馬灯のように

13年前のクックパッドを紐解けば

今日突然、同僚からテキストが入りました。

「もしかしてこの”もち粉チキン”のレシピを書いたのってAkikoさん(私)ですか?」と。

彼女は仕事のためにハワイのローカルレシピをリサーチしていて、どうやら私らしき人物が書いたレシピを見つけたと。

わ〜、ビックリ! 私が13年前にクックパッドにアップしたレシピが出てきたんです。13年前といえばハワイに来て3〜4年目の頃かな。学生だった私は、ストレス解消にお料理に凝っていたことがあったんですよね。

それで、いろいろなレシピを試しては、美味しかったものをクックパッドにアップしていたのでした。でも、その後、クックパッドが有料になり、結局そのままに。いつしかその存在も忘れてしまっていました。

なんだか古いアルバムを見つけたような気分で、すごく嬉しくなってしまいました。レシピと一緒に、簡単な日記のようなものもアップしていたのですが、それを読むと、いきなりブワーッと走馬灯のように思い出がよみがえってきました(紋切り型ですみません)。

当時は独身で、学生なので当たり前ですが、すごく慎ましい生活をしていました。当時の研究テーマは、「ポストコロニアルのフィリピン文学および映画における日本人男性のイメージの考察」というものでした。

なのでタガログ語を学んでいて、フィリピン人のお友達がいっぱいいて、毎週日曜日はフィリピン教会にまで通っていたんです。だから、レシピにも、フィリピンのものがいっぱい。

当時仲良かった友人たちは皆、米本土に越してしまったけど、あの頃は楽しかったな〜。毎日タグリッシュ(タガログ語と英語のちゃんぽん)でおしゃべりしていたっけ。

修論のリサーチのためにフィリピンに一人で渡り、安宿に泊まりながら、憧れの作家F・シオニル・ホセにインタビューしたこと。8時間もバスに揺られてバギオに行き、日系作家シナイ・ハマダの足跡をたどったこと。

マニラでは台風に遭い、パシグ川があふれ、腰まで水に浸かりながら這々の態でホテルにもどったこと。お金もないし、一人でご飯を食べるのも気まずかったので、袋入りのパンデサールをちびちび齧ったこと… 足腰が立たなくなるほど勉強していたこと…

また、卒業が近くなると、ひょんなことからフィリピン系以外にローカル・オキナワンの友人もたくさんできて、沖縄系盆ダンス&エイサーのグループにも誘ってもらったこと。そこで出会った人々にとても良くしてもらったこと。

彼らとしょっちゅうポットラック(持ち寄りパーティー)をしていたこと。ポットラックのたびに上に書いたもち粉チキンか、フィリピンのカスタードプリン「レチェフラン」を作っていたこと。

ずっと住んでいたアパートを出ることになり、驚くほど小さな小屋で一人暮らしをしたこと。やっと卒論を提出し、インターンとしてMyハワイ(当時はハワイの歩き方)で働き始めたこと。

働き出した矢先に無謀自転車相手に交通事故を起こし、訴えられたこと。そのストレスから急性胆のう炎になったこと。そんなときに夫と出会って、とても優しくしてもらったこと…

ハワイに来てからすでに16年になりますが、最初の頃の暮らしがどんどんよみがえってきて、胸がいっぱいになってしまいました。

というわけで、当時ポットラックで大好評だったもち粉チキンのレシピをどうぞ。

材料 (2〜3人分)
鶏肉 250g程度
漬け込み用調味料
砂糖 大匙2
醤油 大匙3
オイスターソース 大匙2
にんにく 1片みじんぎり
青ねぎ 1本みじんぎり
塩 小匙2
卵 2個
もち粉 大匙6程度
サラダ油 適量(揚げ油)

作り方は簡単。一口大に切った鶏肉を、調味料と卵を合わせた中に20分程漬け込み、引き上げてもち粉をまぶし揚げるだけ。
冷めても美味しいですよっ!