ハワイの話題:ポーチギーズ・ビーンスープとは?

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

ハワイのポルトガル系おふくろの味

ふー、ただいま最後のお客様を送り出し、やっとPCの前に座って日課のブログを書いています。

今日は我が家にたくさんの人々がやってきて、義母と義弟の新しい詩集の出版パーティーが行われました。義母が植物状態から蘇った後、詩を書き出したのは前回説明させていただきましたが、おかげさまで詩集が好調で、第2作目を出版しました。

夫の弟(私から見ると義弟ね、年上だけど)は、ハワイの自然を描く画家なので、義母の詩にイラストをつけて、親子で合作ということになりました(義弟はパトリック・チンといいます。日本でもやや知られてきているかな?)

義母はポルトガル系3世(ハワイではポーチギーズorポーチュギーズとか、ちょっと悪い言葉ではポダギーとか呼ばれています)です。ハワイにはポルトガル系の人々がたくさん住んでいますが、彼らは皆プランテーションの時代に、ポルトガル沖合の小さな島、マデイラ島やアソーレス諸島から渡ってきた人々なのです。マデイラ島は甘いマデラ酒で有名ですよね。

義父はもう亡くなっているのですが、孤児でした。中国系の家族に養子に行き、中国系の環境の中で育てられましたが、中国系が50%、アイルランド系が25%、その他にも色々な血が入っているそうです。

ハワイでは色々な民族の血が入っていることが普通なので、特に驚くほどでもありませんが、私の夫は50%がポルトガル系、25%が中国系、12.5%がアイルランド系、あとその他諸々ということになります。見た目は、何人とも言い難い感じです。目は一重まぶたで中国風ですが、肌の色は白くてそばかすがいっぱいあるのは、アイルランド風かな〜とも。

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

すみません、前置きが長くなってしまいましたが、今日のパーティーで義母が郷土料理を振舞いたいということになったので、一緒に昨日から2日がかりで用意をしました。ハワイのポルトガル系の人々の郷土料理といえば、何と言っても「ポーチギーズ・ビーンスープ(ポルトガル風豆スープ)が挙げられるでしょう。

ジッピーズなどのハワイのレストランでも食べることができますが、やっぱり家庭の味は一味もふた味も違います。具がゴロゴロ大きくて、コクがあって、見た目はおしゃれではないですがすごく美味しいんです。まさにおふくろの味という感じです。

材料は
1) ハムシャンク(豚の足の関節部分をハムのように加工した塊肉)
2) ポーチギーズソーセージ
3) キドニービーンズ(缶詰)
4) 野菜(人参、じゃがいも、ウォータークレス=クレソン、キャベツ)
5) トマトソース(缶詰)
6) ケチャップとウースターソース少々

作り方は簡単。
大鍋にお湯を沸かしハムシャンクがホロホロになるまで茹で、野菜を入れてキドニービーンズを入れて、別鍋で茹でておいたポーチギーズソーセージを切って加え、トマトソースで味付けし、足りないようだったらケチャップとかウースターソースをちょこっと入れるだけ。

ね、簡単でしょう? でも義母が作ると何か違うんですよね。深みがあるというか。ちなみに私が作ると小綺麗にはまとまるものの、味はイマイチ美味しくありません。義妹もかなり近い感じに作れるのですが、本人は義母の味と何かが違うと言います。私よりはずっと美味しくできるけど。やはり、ポルトガル系が作ってこそなんでしょうかね?

おかげさまで出版パーティーは大盛況。来てくださった方は皆スープに大満足してくださり、大鍋があっという間に空になりました。義母と義弟は大喜びでした。夫と私も、パーティーに備え大片付けをした甲斐がありました。

私がもし日本の郷土料理をみなさんに振る舞うとしたら何がいいだろう? お煮しめとか、ちらし寿司かな?