ワイキキの高層ホテルの外壁を、懸垂下降できるらしい!

スペシャルオリンピックスのチャリティイベント!

今日、ちょっと興味深いニュースが届きました。なんと、ワイキキの高層ホテルの屋上から、ロープを使って外壁を伝い降りることができるんだとか。

残念ながら、ホテルの新しいアトラクションではなくて、1年に1日限りのチャリティイベント、「オーバーザエッジ」と呼ばれるものなのです。

主催は、知的障がいのあるアスリートを支援する団体、「スペシャルオリンピックスハワイ」。このイベントで集まった寄付金は、ハワイ州内の5,000人以上のアスリートのために使われます。

実は私の妹にも重い知的障がいがあるので、スペシャルオリンピックスのアスリートたちは他人とは思えません。彼らの支援のために、私も出ちゃおうかな〜なんて、ちょっと考えたりしているのです。無謀かもしれないけれど。

このイベントについてはこちらの記事をご覧くださいね↓↓↓

■関連情報/ハイアットの壁をロープで滑降するチャリティ・イベント開催! (Myハワイより)

ファンドレイズとは?

皆様はファンドレイズという言葉を聞いたことがありますか? ここハワイではしょっちゅうあちこちで、この言葉を耳にします。意味は「募金集め」ということ。その募金の使途は、たとえばリトルリーグの遠征費用だったり、非営利団体の運営資金だったりと様々ですが、皆で積極的にお金を集めようという、ポジティブなやる気が感じられる言葉なんです。その中でも慈善目的のものが「チャリティ」と呼ばれます。

■関連情報/ハワイに感謝! キョーコと明子のローカル自慢バトル、ハワイの募金活動 (Myハワイより)

ハワイを含め、アメリカでは、チャリティがとても盛んです。豊かな人はたっぷりと、そうでない人はできる範囲で、自分が良いと思う運動や団体を気軽にサポートすることができるんですよね。

もちろんシンプルに募金のみというパターンもあります。例えば、会社の誰かが率先してお金を集め、自然災害の被災地に送金したりすることも多々あります。または、レストランやスーパーなどでお買い物をすると、「$1で子どもたちに募金しない?」などと聞かれることも。

募金を楽しいイベントにしてしまうポジティブさ

シンプルな募金活動もあれば、うんと大掛かりなチャリティイベントもたくさんあります。

たとえば、東日本大震災とそれに続く原発事故のあと、ハワイのミュージシャンたちがずらりと集まってコンサートを開き、テレソンのような感じで募金を集めたこともありました。

または、不要品を持ち寄ってバザーを開き、売り上げを寄付することも。

ハワイで一番大きなチャリティイベントといえば、日本の有名選手も多数参加するゴルフ大会、「ソニーオープン」が有名ですよね↓↓↓。

■関連情報/ ソニーオープン2016がチャリティ収益金100万ドルを寄付 (Myハワイより)

規模の大小はあれど、それらの根底にあるのは、「人助け」の気持ち。さらにその過程も楽しんじゃおうという明るさが良いんですよね。

オーバーザエッジで、限界を越えてみる?

さて、話を「オーバーザエッジ」に戻しまして、と。

このチャリティイベントで、ビルの壁を伝降りることができる人は96人だけに定められているんです。たくさんの応募の中から、どのように選別するのかと言いますと… そこはアメリカらしく、まったくシンプル。

最初に募金で$1,000(約11万円)を集めた人から、参加できる仕組みです。

まず、このイベントに「出たい!」と思った人は、専用ウェブサイトで名前を登録しなければいけません。登録料はその時期によって$50〜$100。登録すると、自分のアイコンと名前がウェブサイト上に載ります。

そこで、思いっきり自己アピールをしたり、周りの人に声をかけたりしながら、募金を募ります。ウェブサイト上からは、オンラインで簡単に募金が集められるようになっているので、そこで$1,000を集めるために頑張る、と。

何だかすごくアメリカ的(?)ですよね。日本だと多分、「私に寄付して〜!」なんて積極的にアピールする人は稀だと思うのです。

私も、出てみたいなと思ったんだけど、このプロセスでちょっと躊躇気味。良い理由のための寄付ではありますが、皆に積極的にアピールするのは苦手かもしれません。

でも、よく考えたな〜と思うのです。だって、立候補者は周りの人々に、自分の思いの丈を思いっきりアピールするわけでしょう? それはスペシャルオリンピックにとって、その活動を人々に広めるための、とても有効な手段なんですよね。

慈善活動は知ってもらってなんぼですよね。お金を費やすことなく、口コミでどんどん広がるんだから。そして、寄付した人々のなかから、翌年の立候補者が出たりして、この運動はずっと永続していくわけですよね。

とてもアメリカ的ではありますが、この善意の連鎖、「何だか良いなあ〜、好きだな〜♪」と思うのです。