60年前の風景に…

東京タワーが建ったころ:岩永辰尾著


先日、マッキンレーのブックセールで仕入れた大量の本の山、早く読みたいのに、時間がなく遅々として進みません。今日やっと、1冊目を読み終わりました。と、言っても写真集なんですけどね。

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「東京タワーが建ったころ」:岩永辰尾著。ちょうど東京タワーの工事が始まった、1958年頃の東京の風景と人々が収められています。当然、私が生まれるよりもずっと前、今から60年も前の光景です。

舗装されてない道も多く、洪水などの写真などをみると、インフラもあまり整備されていないのかなと思うのですが、人々の表情は今よりとても明るいように思います。

調べてみると、1958年〜61年は、「岩戸景気」言われる好況だったそうで、だからなんだか人々の表情にも勢いがあり、服装などもわりと豊かそうなのかもしれません。東京だからかもしれませんが。

バブル時代の写真などを見ると、人々の表情はかなりギラギラしていますけど、それとはちがって、のびのびと希望に溢れている感じ。素朴で力強い顔立ちが印象にのこりました。

同じ頃のハワイの写真をみると、カラー写真も多く、人々の表情も今とあまり変わらない感じです。むしろオールディーズ風でおしゃれ。でも、なんだか東京ほどのダイナミックな変化があまりみられないような。

昔のハワイの写真は、同時期の東京よりずっとモダンで、なのに今はずっと素朴。逆に言うと、東京の変化がすごいということですよね。

60年という年月をしみじみ感じさせてくれる写真集でした。