毎日こうやって働けるのも家族のサポートがあるから

何でこんなに働くのだろうと、ふと思うこともあるけれど…


ずっとフルタイムで働いています。さらに週末は知人の仕事も手伝っています。

さすがに疲れます。家事だってもっとこなしたいけれど、大黒柱でいる以上、どうしても時間が足りません。

何でこんなに働いているんだろう? と、自分でも不思議に思うこともあります。頼まれたわけでもないのに。

でも、働かないわけにはいかないし、働くことを辞めると自分ではなくなってしまう気がするのです。いわゆる仕事中毒なのだと思います。

夫は基本的に平日は家にいます。老義母のケアギバー(介護人)だからです。その代わり、芸人なので週末にはショーの仕事があります。

夫は自由業なので、基本的には保険などは自分で払わなければなりません。アメリカには国民健康保険というものがなく、医療費は莫大なので、ある程度の保険に個人で入ることが必須です。その保険をキープするためにも、私が仕事を辞めるわけにはいかないのですね。

一時期、大人のてんかんを患っていた時は、フリーランスという形をとらせてもらいました。その間、もちろん保険は自己負担で、それが本当に大変だったので、フルタイムに戻れた時は心から感謝したものです。

アメリカの保険制度ってどうよ? とつくづく思うのですが、そう簡単に変わるわけもないので、とりあえずは働き続けるしかない現状です。独立の夢が胸をよぎることはなんどもあるんですけどね。なかなか踏み切れません。

夫婦の役割分担は平等に

このような生活が続けられるのも、夫の理解とサポートがあるからなのですよね。

クタクタになって家に帰ると、夫がご飯を作ってくれています。バラエティに富み、味もばっちり。栄養のバランスもきちんと取れています。以前はお弁当も作って持たせてくれていました。

夕食時には義母と夫、時に義弟と食卓を囲みながら、その日にあったことをあれこれ話しつつ夕食。洗い物は各自さっと済ませ、お鍋などの大物はたいてい夫が洗ってくれます。外食も割りと多いです。

最初は申し訳なく思っていました。でも、夫曰く、夫婦は五分五分でなければならない、と。だから外で働く人は、家のことはほどほどに。家で働く場合は外のことはほどほどに。気楽にバランスよくやっていこう、と。

夫が家のことを目一杯サポートしてくれる分、私も外で張り切って働けるわけですよね。

で、ハイシーズンで夫のショーが忙しい時期は、代わりに私が家のことをする、と。

家が汚くなっても、それはそれで仕方がない、と。片付けられるときに片付けたらいいし、気張らずのんびり行きましょう、と。

この夫のバランス感覚には、ずいぶん助けられています。だから、家の修繕や大きな買い物が必要な時、家族のためには、惜しまずお金を出したいと思いますし、彼らに喜んでほしいから、皆が潤沢でいられるように、もっともっと仕事を頑張ろうと思えてくるんです。

子どもがいないからできるチョイスだとは思いますが、なんだか「お父さん風」ですね、私って。

老後は支え合って

今はこれでいいけれど、リタイヤ後のことを考えると、そちらもしっかりやっていかなければなりません。何せハワイの物価はとてつもなく高く、日本のように高年者向けの福祉が充実しているわけでもないので。全てが自己責任なんですよね。

色々と考えているともう、「夢も希望もない」という気分になるときもありますが、夫とならば、何やかんやと言いながらも、楽しい老後が過ごせそうな気がします。そのためにも、今は頑張って働かないとね。

日本の母と妹も施設で元気に過ごしているし、義母も幸いにして最近は健康状態がとても良いし、取り越し苦労は置いといて、今を一生懸命やればいいんですよね。

夫の支えがあってこそ。ずいぶんと回り道をして人よりずっと遅く結婚したし、子どももいないけれど、ラッキーだったな〜とつくづく思います。