ジッピーズの人気の秘密とは?:レストランレビュー

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

ジッピーズ、今日のスペシャル「醤油チキン」(小)

Zippy’s (ジッピーズ)

場所:ハワイ州内に24ヵ所、今回行ったのはニミッツ店
ジャンル:レストラン、アメリカ料理、ローカル料理
プライス:ランチ($10程度)、ディナー($15程度)
★★★★(★5個が最高)

ハワイの人々が愛してやまないZippy’s(ジッピーズ)は、沖縄系2世の、フランシスとチャールズ比嘉(ひが)兄弟が、今から48年前に創立した、ハワイのファミリーレスストラン・チェーンです。

ハワイ州内に24店舗。同店の有名なキャッチコピー”Next Stop Zippy’s! (それじゃ、ジッピーズに行こう!)"を地で行くかのように、ショッピングセンターの中や人通りの多い交差点など、ふらりと立ち寄りやすいロケーションにお店を構えています。

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名物の鍋焼きサイミン「ジップミン」

レストラン形式の店舗、テイクアウトカウンターのみの店舗、寿司バーを備えたところ、ケーキ屋さん「ナポレオンベーカリー」を備えたところ、と色々なタイプのお店があり、内装もファミリーっぽいところから、高級感のあるお店までバラエティに富んでいます。しかし、値段はおしなべて非常に良心的で、庶民の味方です。

写真を見てもお分かりの通り、メニューは私たち日本人にも取っつきやすい、ハワイのローカル料理が中心です。一番上の写真は醤油チキン(チキンを甘辛い醤油風味で骨離れがよくなるまで柔らかく煮付けたもの)で、ご飯とマカロニサラダと共にプレートランチ形式で出されます。こちらは小サイズですが、それでもかなりのボリューム。なのにお値段は約$8と良心的です。

2番目の写真は、アルマイトのお鍋に入れて出される、鍋焼きサイミン「ジップミン」です。サイミンとは、和風のあっさりとしたスープが特徴のハワイ特有の中華麺で、お好みでマスタード醤油をつけていただきます。エビフライ(天ぷらではない)やワンタン、ほうれん草、卵、チャーシューなど具沢山で、すごくホッとする味なんですよね。これで$10もしません。

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ナポレオンベーカリーより、ドリームケーキ

さらに、上の写真のようにナポレオンベーカリーのスイーツ類も充実しています。日本の基準よりはやや甘いと思いますが、写真のドリームケーキはかなり好きです。大きな箱にナポレオンベーカリーのペストリー類をたくさん詰め合わせてお使い物にするのも、ハワイの定番です。

正直言って、ジッピーズって味だけだったら決して「グルメを唸らせる」ようなものではないんですよ。食材にこだわっているわけでもないし、なんら洒落たところはありません。でも、これほど人々に愛される秘密はなんなのでしょう? 私なりに考えてみました。

1) 真面目で質実剛健な味。ハワイの地元の人々の好みを熟知している。定番のチリは冷凍食品も売り出され、米本土に引っ越したハワイの人々が里帰りの度に山のように買って帰るとか。

2) くつろげる雰囲気とサービスの良さ。お店の人々が皆フレンドリーで、すごく落ち着けるんです。いつもボックス席で楽しそうにおしゃべりしている、家族や友人同士のグループでいっぱいですが、皆アロハスピリットに溢れているから、一人でも大丈夫。年配の人々もよく一人で食事しておられます。誰が訪ねても受け入れてくれる懐の深さを感じます。

3) 安い! 実はすべてはここに集約されていたりして。

4) 地元の人々のニーズを熟知したマーケティング戦略。ハワイには西洋風の食事のせいで、糖尿気味のアジア系の人々が多いんです。そのような人々のために地元の病院と組んで、低糖質のメニューを作ったり、ブラウンライス(玄米)を提供したりと、地道な努力が評価されています。また、冒頭にも述べましたが、”Next Stop Zippy’s”という秀逸なコピーが、街のあちこちにさりげなく配されていて、スポーツ観戦の後などに、「お腹すいたね〜。じゃ、ジッピーズでも行こうか!」という流れになること多々。多数のお店が24時間営業なので、思い立ったらすぐ出かけられるのです。

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Next Stop Zippy’s!

決しておしゃれでもグルメでもないけれど、人々に愛されてやまないハワイの定番中の定番、ジッピーズ。チャンスがあればぜひ、足を運んでみてくださいね。

ジッピーズのウェブサイト:www.zippys.com