メニューの翻訳(その2)

アロハプレートの味 ライトニングハワイ
前回に引き続き、メニューの翻訳のお話です。
ハワイの某リゾートホテル内のメニューの翻訳がようやく終わりました。
普段なかなか足を踏み入れることができない高級ホテルのメニューです。言わば超A級グルメで、本当、手応えがありました〜。

一泊$1,000もするような高級リゾートなので、レストランの食材もなかなか凝っています。
普段見慣れないような肉や魚、野菜に調味料がどっさり。
お品書きそれぞれに、食材の説明も添えられています。
で、元のメニューも英語だけじゃなくて、ふんだんにイタリア語やフランス語、スペイン語などがちりばめられています。
なのでちょっと気取った感じの語感を大切にしました。

ところで、日本では各国の言葉をそのままカタカナに直して使いますよね。
たとえば、フランス語のカマンベールとか、イタリア語のペペロンチーノとか…そのままね。
また、それが必ずしも耳から聞こえた音通りではないという。
だから、メニューを訳すときも、日本の人々の目に自然に飛び込んでくるよう、英語を日本語化するだけじゃなくて、時に英語をイタリア語化したり、フランス語化したりしないといけないわけなのですよ。そして、そのあと日本で使われているカタカナの表現に置き換える、と。
カラメライズを「キャラメリゼ」とかね。

もう難しいのなんのって。でも、楽しいのなんのって。
特に膨大なワインリストやビールリストを訳していると、世界旅行をしているような気分に。
小さなフランスのワイナリーを訪ねたり、ベルギーの地ビールを飲んだりしている私…と空想は広がるわけで。

と、同時に忘れてはならないのがハワイ語の食材。通常ハワイ語の食材は後ろに()を付けて、簡単な説明を加えます。
アヒ(マグロ)とかね。
また、ハワイのローカルの間ではごく普通に使われている料理名でも、日本の人には耳慣れないものもね。マナプア(肉まん)とかかな?

上の写真は高級リゾートとは全く関係ないB級グルメのものだけど、このメニューを訳すとしたら、それほど気取った感じではなく、でもぶっちゃけすぎないソフトな感じにしたいですよね。シンプルにね。左から「ラナイ産鹿肉のチリ、ロコモコ風」、「七面鳥のジュック(おじや)」、そして「タロイモ入りクラブケーキ、サワークリーム添え」みたいになるのでしょうかね。

本当、メニュー翻訳って、微妙なところが難しいけど、回を重ねれば重ねるほど楽しくなってくるものなんですね。

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