2015年 春の日本ふむふむ旅ー6(2日目2)

ライトニングハワイ、ハワイ暮らしと大人のてんかん闘病記

はとバスツアーで浅草&スカイツリーへ

ガイドさんの奮闘に感激!

第5回より続き)
さて、今日のメインイベント、はとバスツアー「浅草&東京スカイツリー(英語ガイド付き)」に出かけます!

実は私、小学校の時の遠足を除いては一度もガイド付きバスツアーというのに参加したことがなく、かなりワクワクしていたのです。夫も同様、東京の街を車窓から眺めて、いろんな文化が見られるとかなりの期待っぷり。

出発は浜松町の駅ビルです。ホテルからは歩いて15分くらいかな? 帰りは東京駅で解散です。

ネットで予約してあったので話は簡単。カウンターで名前を言うと、すぐチケットを発行してもらえました。間もなくバスへ。新しくてとっても綺麗。前から2番目に陣取りました。一番前はガイドさん。その隣には、おとなしいアメリカ人の60代と30代の男性の親子連れ。

他には、オランダ人の家族とオーストラリア人の若者グループ、香港人のグループにフィリピンのおしゃれな女性3人連れ、といった布陣です。私は日本人なのですが、やはり英語ツアーに日本語が分かる人が参加するのも変かな? とか、ガイドさんもやりにくいかな? とか色々気を使ったのですが、これは杞憂でした。16年も外国にいると、日本風味もすっかり抜けていて、誰からも日本人だと信じてもらえなかったので、「まあいいや」と外国人枠に入れてもらうことにしました。

ガイドさんの男性は、本当にすごくサービスが良く、話が面白く、私と夫は心から堪能しました。英語は日本風発音なのですが、語彙の選びかたもすごく正確で、知識も豊富で、車窓からの景色をあれこれ説明してくれるのですが、私も夫もすっかり物知りになりました。彼は歴史好きのようで、歴史イベントについても、たくさんの手作り資料を持ち込んで説明してくれました。

また、ちょっぴりシニカルなセンスの持ち主のようで、秋葉原では、「ここはフリークスが多い」とか、お相撲さんについては、「成功したら最高の人生だけど、そうでなければただの大きい人」だとか、時々毒のある一言を混ぜており、夫は一人大笑い。ハワイでは楽しい時は大笑いするんですが、日本ではちょっと恥ずかしいですよね。私は小笑いぐらいにしておきました。

なのに、ああ、それなのに、車内の静けさときたら。ふと見ると、皆ぐっすりと寝ていたり、後ろの若者グループたちは自分たちの話で盛り上がっています。

こんなにガイドさんが頑張っているのに、横柄なのではないかしら。時差ぼけで眠たいのかもしれません。盛り上がりたい話があったのかもしれません。でもそれでは、ガイド付きツアーの意味がないのでは? と、変に義憤にかられ、私と夫は拍手をしたり、質問を繰り出したり。でも熱心すぎて、ガイドさんに気を使わせてもいけないしと、塩梅をみながら楽しみました。

寝ていた人々や私語に花を咲かせていた人々は、せっかく楽しい知識がてんこ盛りだったのに、勿体無い限りです。まあ、それでもお金は払っているので、会社としてはいいのかもしれませんが、私がガイドさんだったら、一生懸命用意した資料を見て欲しいよな〜、なんて。

などと思っているうちに浅草へ。独特の雰囲気が楽しかったですね。線香の煙を側頭葉にしっかりあてて、病気完治を祈りました。その後我が癲癇が完治したのは、この時の煙のおかげでもあると信じています。夫は覚えたての日本語を駆使して、義母や義妹たちに、足袋ソックスを購入。あれこれお店を見て回っていたら、あっという間に集合時間に。日本は時間厳守です。私と夫は大走りして5秒前に滑り込みました。ハワイだとこうはいきませんよね。

その後、スカイツリーへ到着。一度は登ってみたかったのですが、登ってみると混んでいて、「うーん」という感じ。でも、どこまでも広がる日本の都会の風景は、素晴らしかったですね。次回はもっと人が少ない時に、せかされずゆっくりと過ごしてみたいものです。

帰りのバスの中でアンケートハガキを渡してもらいました。ガイドさんの素晴らしい知識と頑張りに心から感激した夫は、小さな字でみっちりと、彼がいかに素晴らしかったかを書き込みました。これが会社の人の目に届くことを祈りながら、あとでホテルから投函しましたよ。だって、皆んなが寝ているのに、あんなにサービス精神豊かな、知識豊かなガイドをしてくれたんですから。

日本は働く人々のサービスがとてもいいけれど、それが報われていないような一方通行の場面をたくさんみかけました。日本に住んでいた時は特に感じなかったし、私もお店で働いていたけれど。サービスは報われるためにするものではないとは思いますが、本当にがんばっているプロフェッショナルな人々が、もっと「良い目」にあってもいいんじゃないかなと思うのでした。

(2015年 春の日本ふむふむ旅ー7に続く)